集出荷場「新々田営業所」が完成 青果物卸業の池田物産

4施設目の「新拠点」 豊橋市の杉山町

青果物卸業の池田物産(豊橋市杉山町、池田英一郎社長)が建設を進めていた集出荷場「新々田営業所」が、豊橋市杉山町の国道259号沿いに完成した。豊橋、田原両市に展開する集出荷場の4施工目で新たな拠点となった。

同社は、地元の農家や産地市場からキャベツやブロッコリー、トマトなど農産物を収集し、全国各地の市場や食品メーカー、大型小売店などに発送している。

新しい集出荷場は、鉄骨一部鉄筋コンクリート造り2階建て延べ569平方㍍。農産物保管する大型冷蔵庫を備えている。同社は、農家の利便性を高めるため、昨年8月から建設を進めていた。丸昇彦坂建設(豊橋市)が設計、施工にあたった。

池田物産では「今後も地元の生産者を応援するため、愛知のキャベツなど農産物の販路を広げ、農業を活性化したい」と話している。

新々田営業所のほか、「老津」「渥美」「谷熊」の3営業所を設けている。