「yess建築」今後の優秀ビルダー賞

丸昇彦坂建設が1位　1年間に建てた総合床面積が最多

システム建築工法の１つ「yess建築」を手がける総合建設工事業の丸昇彦坂建設（本社＝豊橋市大崎町、彦坂友紀夫社長）が、今年度yess建築の優秀ビルダー賞1位を東海・北陸・信越ブロックで獲得した。創業50年という節目の年での受賞に、彦坂社長は、「うれしい。これまでに培ってきた建築技術を生かし、今後も地域に信頼され、貢献ができる企業づくりを目指す」と喜びを語った。

優秀ビルダー賞は、yess建築を手がける加盟店のうち、1年間に建てた建築物の総合床面積が最も広かった企業が受賞する。彦坂建設は1万1960平方㍍で、今回初めて1位を獲得した。市内の物流センターや、田原市の自動搾乳畜舎など4棟を建てた。また、年間建築数3棟以上が条件となる「アクティブビルダー賞」の銅賞も合わせて受賞した。

土地探しから建築の完成までを総合プロデュースし、得意とする大規模建設から一般住宅まで幅広く手がける。彦坂社長は「地域に根付いた企業でありたい」と、思いを新たにしている。

yess建築は、設計から部分施工までのすべてをコンピューター一環処理したシステム建築工法。従来の工法に比べ、工期・コストが抑えられる、広い無柱空間が可能といった特徴がある。彦坂建設は、千葉県に本社を置く横河システム建築のビルダー加盟店（横河システム建築の販売・施工代理店）で、全国に1100社以上のビルダー加盟店がある。

 

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