ITOU牧場新畜舎が完成 4月稼働開始へ

2018年度畜産クラスター事業(畜産・酪農収益力強化整備等特別対策事業)の認定を受け、施設整備事業として建設を進めていたITOU牧場(田原市)の畜舎(搾乳牛舎など)が完成した。最大乳牛700頭分を搾乳するデラパル社(スウェーデン)製の最新搾乳ロボット10基を導入、ロボット牧場としては国内最大規模を誇る。また、施工にはシステム建築工法を採用することにより、木造で15m以上のスパンをとばすという経済的かつ酪農・畜舎に適した画期的な提案をし、短工期・低価格を実現した。今後さらに重くのしかかる人手(職人)不足問題への対策としても注目が集まる。

これからの地域の畜産業を担う一助として期待される新畜舎は、4月に稼働開始する。